2018年5月28日(月)、「平成30年度 第1回 そとでる登録事業者研修会」(参加:20名。時間:18:30~20:30。場所:世田谷区保健センター)を開催しました。

今回は公益財団法人 世田谷区保健センター 運動指導員・村田 武司様に講師をお願いし、保健センターの広々としたホールで気持ち良い体力づくりの時間を過ごしました。
研修会テーマは、「心とからだをほぐしましょう! 移動支援に活かす ドライバーの体力づくり」。
楽しみながら、笑いながら、からだを動かし、知識を得る、盛りだくさんの2時間となりました。
まずは全員が行った「体成分分析測定」(体脂肪や筋力のバランスをチェック)の結果をもとに、村田様の解説が始まりました。結果の読み取り方や、自分自身のからだの状態を把握したあとは、いよいよ運動です!
村田様のわかりやすく、かろやかな動きをお手本に、ほぐしたり、足踏みしたり…。
簡単そうな動きですが、運動のちょっとしたポイントを受けるだけで手足の部分、部分に意識がいくのが不思議です。
「息を吐きながらゆっくり」、「伸ばしている筋肉を意識しましょう」、「痛みがあるときは無理しない」、「後屈はおへそのあたりを見ながら」などなど、短い言葉が自然な動きにつながっていきました。
また、ご自身の“ぎっくり腰エピソード”や有名スポーツ選手の話題など親しみやすい話題もお聞かせいただき、参加者は楽しくからだを動かすことができました。
最後にお話しになられた「体成分分析測定の結果や、実際にほぐす動きなどをすることによって、自分のからだの現状を知ることが大切です。そうすることで、今後、どのようにからだと向き合っていくかや、どんな動きや生活のリズムを意識するかがわかると思います」という村田様の言葉が、印象的でした。
あわせて配布された研修会内容をまとめた資料(「筋肉をほぐすストレッチ」、「全身をほぐすストレッチ体操」、「座ってできる筋力づくり運動」)もわかりやすく、研修会終了後も「やってみよう!」と思えるようで大変ありがたかったです。
自分のからだを意識することがからだづくり、健康につながる。健康あってこその毎日の仕事、移動支援… ということを実感した研修会。
村田先生、ご参加の皆様、長時間、ありがとうございました。
<参加者の声・抜粋>(アンケートから)
・手軽にできる腰痛予防を楽しく教えてくれた。
・思っていた以上に、身体がかたくなっていたことを実感しました。翌日、心地よい筋肉痛になっており、可動域の広がりを感じました。
・今後は、長時間にわたる運転の際のケアの方法等も知りたい。
・会場のスペースが広くて、良かったです。
・村田先生の説明がとてもバランス良かったと思いました。座学あり、運動あり、ときに笑いもありで、あっという間の2時間でした。ありがとうございました。
・1年に1回、からだを動かしたり、参加者同士が自然にコミュニケーションをとることのできる研修内容だと良いと思いました。