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グループ 2025年度 第5回 そとでる登録事業者研修会「視力障害のある方に寄り添う」 開催!

2026年2月13日(金)、2025年度 第5回 そとでる登録事業者研修会「視力障害のある方に寄り添う」を開催しました。

テーマ:「視力障害のある方に寄り添う」
参加者:19名
時間:18時30分~20時30分
場所:うめとぴあ(世田谷区立保健医療福祉総合プラザ)会議室1-1、2

今回の研修会は登録事業者の皆様が、視力障害をお持ちのご利用者様に「安全」、「安心」、「快適」なご移動を提供するため、「知識」、「スキル」を学んで頂く機会として企画致しました。

2024年4月1日の「障害者差別解消法」改正施行により、障害のある方への事業者による「合理的配慮の提供」が義務化されました。

[改正のポイント]
• 合理的配慮の提供が義務化:努力義務から法的義務に変更されました。
• 対象者:すべての事業者(営利、非営利、個人事業主、ボランティア団体を含む)。
• 差別的取り扱いの禁止:正当な理由なく、サービス提供の拒否、制限、条件付けをすること。

[合理的配慮とは?]
障害のある人が日常生活や社会生活で受けるバリア(障壁)を取り除くために、社会的なバリアを取り除くため、事業者側の負担が重すぎない範囲で、個別の求めに応じて調整・対応すること。


【研修会プログラム】

「視力障害のある方に寄り添う」

講師:木村 仁美氏
プロフィール:世田谷区保健センター専門相談課で視覚障害者専門の相談員として長年従事。世田谷区の「同行援護従業者養成研修」講師をはじめとする支援者向けの研修の講師を多数務める。
他に国際視覚障害者援護協会にて視覚障害留学生の訓練、全国盲ろう者協会「訪問型生活訓練事業等」における講師、福祉系大学の非常勤講師などを担当。
社会福祉士、精神保健福祉士。

プログラム
1 講師紹介
2 講義:「見えない・見えにくい方に寄り添う接遇」
3 実技① 基本姿勢による誘導
4 実技② アイマスク、白杖にて障害物を避ける
5 実技③ 車に乗り込む際の基本動作
6 実技④ 階段介助
7 全体総括、講評
8 理事長挨拶

 

【研修報告】
講師紹介:研修会に先立ち、吉原事務局長より開講の挨拶と講師紹介がありました。

講義:木村講師より、スライドを使って「見えない・見えにくい方に寄り添う接遇」について、講義が行われました。


実技① 基本姿勢による誘導 : 途中から参加者が2人1組になって、「基本姿勢」での誘導が行われました。
実技② アイマスク、白杖にて障害物を避ける :休憩をはさんで、アイマスク、白杖を使っての、「狭所通過:障害物を避ける」が行われました。
参加者は、見えない恐怖と、「適切な介助があるといかに安心か」を体感しました。


実技③ 車に乗り込む際の基本動作 : 車(介護タクシー)に乗り込む際の基本姿勢を学び、ご利用者様に安心頂ける接遇を学びました。


実技④ 階段介助 : 実際に階段に移動して、階段を使った昇降に関しての適切な介助を学びました。

全体総括、講評:すべての講義、実習が終わった後、講師の木村先生からお言葉を頂きました。

「皆様、お疲れ様でした。従来、5時間程度かけて行っている講義をコンパクトにまとめてお話したので、十分伝えきれるか心配していましたが、皆様、実技では学んで頂いた介助方法を的確に再現され、極めてスムーズに介助されていました。

さすが、日常的に障害をお持ちの方、高齢の方を介助されている方々だと感心致しました」。

 

 

理事長挨拶:講師の講評の後、せたがや移動ケアの吉田 正理事長から木村先生、および参加者へのお礼と内容を振り返るご挨拶がありました。そして、充実した2時間の研修会は閉会となりました。


【参加者の声】(一部抜粋)
○介助の基本がわかりました。現在までは自己流で行っていました。
○ガイドヘルパー資格を持っているのですが、復習するつもりで参加しました。忘れているところもあり、勉強になりました。
○貴重な体験ができました。ありがとうございました。
○知らないことを多く学べました。
○見えないことの大変さが良くわかりました。
○普段見えるものが見えないということが、いかに不安で怖いかということを体感することができ、貴重な経験でした。不安にならないよう、ご利用者様に声がけをしていこうと思います。
○時間の関係もあり、ポイントの説明でしたが、要点を掴んでいて良くわかりました。そのほうが頭に入りやすかった気もしました。実践では、やはりやってみないとわからないので良い勉強になりました。
○講師の方が、常にわかりやすい説明を心掛けていらっしゃるので、とても説明がわかりやすかったです。
○寄り添う姿勢は視力障害者も介護も一緒なので、声がけを心がけて行きたいと思いました。
○声がけのポイントを教えて頂き、これから気をつけて行きたいと思います。「見えない体験」もためになりました。
○視力障害者の方の気持ちになって考えることができました。
○自分のお客様に全盲の方がいるので、勉強になりました。その方はヘルパーの方と一緒にいるので、あまりお手伝いすることはないですが、知っていると知らないのでは違うのでためになりました。
○視力障害の方がどのような感じなのか、少しわかりました。声がけ、誘導方法等、とても勉強になり 良かったです。
○「白杖は目」ということを教えて頂き、また、言葉で伝える大事さについて改めて気をつけたいと思います。


【事務局より】

本来、2日間5時間程度の時間を使って実施される研修内容でしたが、時間的な制約があり、2時間の短時間にまとめて頂きました。が、木村先生のポイントを押さえて頂いたご講義のお陰で、非常に効率的、効果的な研修会となり、参加者からも同様の声を複数ちょうだいしました。
また、今回、実技を取り入れたことにより、視力障害をお持ちのご利用者様の気持ちに寄り添うことができたと思います。

「そとでる」では、年間2~3回、「介助」をテーマにした研修会を開催して参る予定です。
登録事業者様の皆様、ぜひ ご参加頂きますようお願い申し上げます。