2015年「そとでる」バリアフリー新年会開催!
2015年1月17日(土)、おでかけツアー「そとでる」新年会を開催しました(於:世田谷区立総合福祉センター。開催時間:14時―16時。参加者:31名)。
2012、2013年の12月に開催し、ご好評をいただいた「クリスマス会」。今年は初めての試みとして「バリアフリー新年会」を行いました。
「新年」というおめでたさと日ごろのご利用への感謝を込めて今回スタッフが企画したテーマは、さまざまな「和」(日本の“和”・“和”を結ぶ・平和の和…などなど)。2013年のクリスマス会で感動の涙を誘ったSoul & Funk Band "HANDA WANDA"のメインヴォーカル「KAKO」さん、赤堤介護タクシーの久米 譲二さん、プロンプトの中村 匡伸さんによる「沖縄民謡演奏会」や、新進気鋭の噺家・古今亭 志ん松さんによる「落語」、ボランティア劇団Liteの皆様による「オリジナル時代活劇」など、盛りだくさんのプログラムとなりました。
[新年会プログラム] ・ 始めのごあいさつ:鬼塚 正徳(「そとでる」事務局長) ・ 参加者・自己紹介 ・ 落語:古今亭 志ん松さん ・ 沖縄民謡演奏 (vo: KAKOさん、三線: 久米 譲二さん、中村 匡伸さん) ・ 「そとでる」スタッフ・自己紹介 ・ 忍者ショー:劇団Lite ・ 終わりのあいさつ:吉田 正(「せたがや移動ケア」理事長)
さて、「新年会」最初の出演者は、2014年6月に二ツ目に昇進された古今亭 志ん松さん。今後、益々のご活躍が期待されている方です。参加者は、志ん松さんのすがすがしさと温かさに満ちた世界を存分にご堪能。耳を傾けてじっと聴き入る方、爆笑される方……さまざまにお楽しみいただきました。
また、志ん松さんは楽屋裏で「手づくりのやさしさが伝わる会にお招きいただいて、とても勉強になりました。これからも精進してまいります」と感想を述べられ、「そとでる」の活動や福祉車両について質問されたのが印象的でした。次の出演者は、「ハイサイ!」という元気なご挨拶で登場された「沖縄民謡演奏」のお三方です。息の合った情感あふれる歌と演奏。ときに身振り手振りや指笛をまじえながら、「瀧落菅撹(たきおとしすがち)」「てぃんさぐぬ花」など4曲を次々に披露されました。
参加者は皆、沖縄民謡の奥深さ、しなやかさに酔いしれましたが、圧巻はアンコールの「涙そうそう」!参加された方からの突然のリクエストにこたえ、場内を湧かせました。
最後の出演者は、2014年5月に設立されたボランティア劇団Lite。「子どもから大人まで、自然に笑顔があふれるような活劇にしたい!」という5人の仲間が作り出すユーモアと力強さが楽しい「オリジナル活劇」です。そして活劇終了後、劇団Liteの皆さんからサプライズプレゼントが!手作りのカードが会場の全員に手渡されました。
【出演者情報】●一般社団法人 落語協会 http://www.rakugo-kyokai.or.jp/●芸人紹介・古今亭 志ん松さんのページ(動画もあります) http://rakugo-kyokai.or.jp/Performers/Details/fda31b93-a399-4ba3-911a-473bbba0396f ●KAKO&S.K.N.D.Y Family of Soul (2015年2月21日(土)Kakoさんの単独LIVEのご紹介:東京倶楽部目黒店) http://www.tokyo-club.com/ ●ボランティア劇団Lite(動画へのリンクもあります) http://gekidanlite.jimdo.com/