街中でこんなマークを見かけたことがありますか?これはヘルプマークと言って、
・義足や人工関節を使用している方・内部障害や難病の方 など
外見からは解りにくい困難がある方々が、配慮を必要としていることを周囲に知らせることで
援助が得やすくなるように東京都が作成したものです。かばんなどに付け、裏面に必要な支援を記載したシールを貼ることができます。
内部障害には心臓や腎臓、呼吸器や肝臓、膀胱・直腸などの障害があり、
疲れやすかったり、携帯電話の電波が悪影響となったり、トイレに不自由したり、
たばこの煙で苦しくなったりすることがあります。
ヘルプマークを付けた方が困っている様子だったら、「何かお手伝いすることはありますか?」とお声がけできると、小さなボランティアにつながるかもしれません。
また、パニック障害や発達障害など、急な予定変更や感覚刺激があるとパニックや発作で動けなくなってしまったり、
突飛に見える行動を取ってしまったりするため、
ヘルプマークを活用されている方も居ます。
外見から分かりにくい障害のため、
・シルバーシートに座ると白い目で見られる
・周囲から奇異な目で見られる
といった事例があるため活用されている面もあるようです。
少しずつ認知度が上がってきましたが、より一層浸透することを願います。
ヘルプマークは、世田谷区の下記拠点で配布されています。
・各総合支所保健福祉課
・出張所・まちづくりセンター
・図書館(地域図書室、図書館カウンターを含む)