2021年5月18日(火)10:00~11:30、
2021年度第1回スタッフ向けミニ研修会
「そとでるスタッフ防災ミニ研修会」をZoomにて開催しました。(参加者8名)
講師に「防災ネットワークあみ∞あむ」砂田 紀子様をお迎えし、
和やかにスタートしました。
☆開催までの経緯災害時に命を守り事業の継続・早期再開を目指すために「そとでる」に出来ることを考え、一人一人が理解し行動できるようになることを目的としました。
<研修会資料>
災害は「想定外が想定」であり予想をはるかに超えてきます。
自分の身の守り方、そして災害時における世田谷区の対策、
「そとでる」の業務ガイドラインの作成などを学びました。
☆内容
1.世田谷区における被害想定
被害想定「震度7 18時 世田谷区震度6強」
2.安全対策を講じる
家庭における安全対策、職場内安全対策
3.自ら身を守る・避難行動が困難な人
要配慮者、避難行動支援者とは
地域別の避難行動要支援者について
4.世田谷区の避難所
指定避難所、福祉避難所
5.災害時に「そとでる」に期待されること
福祉避難所への移送、移送に関する協定
6.業務の継続に必要な事項の調査・設定
業務継続を困難にする要因の洗い出し等
7.課題解決のための対策
発災により支障が発生した場合の対策「通信手段」「道路状態」「ガソリン確保」等
8.検証とフィードバック
定期的な訓練を行い、その都度評価と検証を行う
その結果明らかになった新たな課題の解決策を講じる
【スタッフの感想】(「報告書」より抜粋)
・災害時における世田谷区の対策や具体的な仕組みを分かりやすく説明して頂けたのがとても良かったです。災害時「そとでる」が何をすべきか、何を期待されているか、協定を結んだことの意義を理解できました。
業務の継続のために今からしておかなければならない事項や課題がたくさんあることを改めて知りました。
・電源の確保が最重要だと感じたので、どこまで備えられるか検討したいです。
・家具、コピー機、パソコン転倒・落下や窓ガラスの飛散防止など、家庭や職場内で事前に安全対策を講じることは大切だと思いました。
・指定避難所や自宅から福祉避難所への移送手配などが期待されており、災害時発生から3~4日後をめどに復旧が望まれていることがわかりました。
・世田谷区では避難行動が困難な方を支援する組織や各団体にそれぞれの役割があることを知りました。
・震度7を想定した世田谷区の被害や、被災地の写真を交えてのお話は、実際写真のような状態を目の当たりにしたら恐怖しかないと感じました。
自らの身を守る為には備えを十分にしておく必要があると改めて感じました。
・普段の生活の安全対策についても教えて頂き大変有意義な時間でした。

講師の砂田先生の丁寧な資料と分かり易い説明で、
難しい内容も理解し易く受講することが出来ました。スタッフ一同大変勉強になりました!
今後ともご指導、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
(スタッフ 福島)