主人公の女の子は、おばあちゃんがだいすき!
おばあちゃんはせかいいちのものしりだし、おばあちゃんがつくるおやつはまほうがかかったみたいにおいしい、と思っています。
でも「ある日、おばあちゃんの つくった クッキーが なんだか おかしな あじが した。」と感じました。
そして、べつの日、おばあちゃんはかったものをわすれてかえってきます。
そう、おばあちゃんは、わすれてしまったり、こまったりすることがふえてきたのです。
なぜだか…、おこりんぼうにもなったみたい。
とまどう女の子に、おかあさんがおしえてくれました。
「おばあちゃんが くらしやすいように たすけてあげようね」と。
やがて、おばあちゃんはべつのおうちでくらすことになります。そのおうちには、おばあちゃんのことをてつだってくれる人がいるそうです。
そう聞いても、女の子は思います。
いっしょにいたい。どこにもいかないで。
さて、おばあちゃんがひっこすことになったあたらしいおうちは、どんなところなのでしょう。
おばあちゃんにあいにいくと、あれれ、おばあちゃんが、えがおでおにいさんとわらっています。
なんでかな?
でも、女の子は、おばあちゃんがわらっているのをみて、「うれしい」と感じます。
そして、おばあちゃんのあたらしいへやを、おばあちゃんのすきなものでいっぱいにしようと思いました。
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ひょうしのうらと、うらびょうし(本のさいご)のうらがわもとばさないで、よんでくださいね。
女の子の「なんでかな?」について、おにいさんがおしえてくれますよ。