年頭所感
皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は一方ならぬご支援を賜り、誠に有難うございました。年頭に際しての所感を記させて頂きます。
世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」では、センター長・事務局長を長らく務めて頂きました鬼塚正徳氏が昨年11月に退任され、後任のセンター長(福田譲二)事務局長(吉原浩一)を中心にした新たな運営体制に移行しております。両名とも不慣れな点も多く、ご迷惑をお掛けすることもあろうかとは存じますが、人心一新の気構えで「そとでる」の運営に臨んでまいりますので、是非とも倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
新体制「そとでる」のスローガンは、以下の6点であります。
1.徹底してご利用者様に寄り添う
「今すぐ・・・」「明朝一番に・・・」等の「緊急」のご要望に対し、極力ご要望に沿うよう可及的速やかに対応し、安心してご移動準備をいただける様注力致します。また、「透析通院」「通学」等の定期配車、「旅行」のコーディネイトなどにも、ご要望に沿った対応を行います。
2.登録事業者様に配車に関する正確、的確な情報を提供する
「ご利用者様の体調/お身体のご様子」「具体的介助内容」「介助協力者の有無」「ご自宅の間取り、階段、段差等の有無」等について従来以上細かなヒアリングを行わせて頂きます。また、担当する事業者からも配車当日~翌日、運行前日に電話連絡にて、「そとでる」からの情報に齟齬が無いか、ご体調に変化が無いか確認させて頂きます。ご利用者様には何度も同様なご質問をさせて頂くなど、ご不快な思いをさせる場合もあるかも知れませんが、「移送の安全確保」の為ですので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
3.介助事故等の未然防止に向けた対策を行う
一昨年、「そとでる」では、誠に遺憾ながら配車事案に於いて重大な介助事故が発生いたしました。この事故に関しましては、当事者であるご利用者様、そのご家族様には改めまして衷心よりお詫び申し上げます。また、関係各所にも多大なご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます。「そとでる」と致しましては、このような事故を未然に防止する為、上記の2を徹底すると共に、定期的な登録事業者向け「介助技術研修」の実施、登録事業者連絡会等での事業者間での介助に関する情報交換、「断るべき介助」「セカンドプランの提示」など「そとでる」としての考え方の整理などを行い、ご利用者様に今まで以上にご信頼、ご安心頂けるよう鋭意努めて参る所存です。
4.個人情報等の管理体制を強化する
ご利用者様よりお預かりしております「ご利用者様の個人情報」に関しましては、HPに掲出しております「「そとでる」個人情報保護方針」に基づき管理しております。今般、更に管理・保持の強化を図る為、配車システムを刷新し、システムエラー/トラブルを排除致します。また、外部よりの攻撃(ランサムウェア等)から情報を守る為、新たにファイアウォールを構築致します。
5.「そとでる」を広く認識頂くための情報発信力を強化する
ご高齢者様(介護認定を受けれている方)、障害者手帳をお持ちの方、公共交通機関の利用が困難な方の「おでかけ」に是非「そとでる」をご利用頂きたいと存じます。ご利用の目的は「通院」「入退院」はもとより、「お食事会」「観劇」「映画鑑賞」「観光」等、ご家族、ご友人との楽しい時間の為にもご活用頂くため、HPへの情報掲出、LP(ランディングページ)の作成、SNS活用等を行うなど、情報発信力を強化致します。
6.大災害発生時の緊急移送体制の整備を行う
特定非営利活動法人せたがや移動ケアでは、世田谷区と「災害時における 移送業務協力に関する協定書」を令和3年3月3日に締結しております。それに基づき、登録事業者様に「災害時における緊急通行車両等の申請」をお願いしています。大規模災害等が発生した場合、災害対策基本法等に基づく交通規制が実施され、車両の通行が禁止されます。但し、災害応急対策等に従事する車両は、この申請を行うことにより「標章」と「証明書」が交付され、標章を車両に掲示することで規制区間を通行することができます。「そとでる」では、この「標章」「証明書」を取得した事業者様に、世田谷区からの要請に応じて避難困難者対応に臨む準備をしております。
以上6点のスローガンを確実に履行し、我々のフィロソフィーである「誰もが自由に外出し移動できる世田谷にするために」の実現に向け前進して参ります。
是非、本年も世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」を宜しくお願い申し上げます。
令和8年1月5日
特定非営利活動法人せたがや移動ケア
理事長 吉田 正