2023年2月20日(月)、
2022年度第3回「そとでる」登録事業者研修会を開催しました。
(参加者:13名、時間:18:30~20:00)
場所:児童相談所1階(世田谷区松原6-41-7)
前回好評をいただきました数字シリーズの第2弾!
【数字で比べる「東京の交通事情」】をテーマに、
座学や動体視力検査体験などを通して交通安全について学びました。
(警視庁北沢警察署交通課 交通総務係)
<研修会>
はじめに【試されるあなたの危険予測力】(二輪車、自転車、子ども、高齢者編)を視聴。
様々な角度から危険を学びました。
1.二輪車の注意点⇒・死角に入りやすい。
・実際より遠くに見える
2.自転車の注意点⇒・予想外の動きに注意
・一時停止しないことがある
3.子どもの注意点⇒・周囲の安全確認が苦手
・小さく死角に入りやすい
4.高齢者の注意点⇒・身体機能、判断力の衰え
二輪車、自転車、子ども、高齢者、様々な角度の目線から危険を予測できるように、危険のひそむポイントを確認しながら視聴しました。
次のクイズ形式の座学では、昨年からの様々な数字の比較がとても興味深く話に引き込まれました。
令和3年の都内事故の死亡者数⇒133人 令和4年⇒132人
令和3年の都内事故の死亡者数(戦後最小!)を更に令和4年最小数を更新しました!
しかし、交通事故全体は減っているわけではなく、特に酒を伴う事故は約20%も増加しているそうです。
興味深いデータは他にも沢山ありました。
その中の1つに「信号機の無い横断歩道の停止率」令和3年⇒12.1%、令和4年⇒27.3%
世界と比べて東京はどうなの?令和2年東京オリンピック開催が決まった頃に調査。
自分自身も信号機が無い横断歩道で、あまり停止していないと思い当たりました。
最後は俊敏性や動体視力反応を調べるゲーム感覚の測定器を体験。
大いに盛りあがり、会場がとてもにぎやかになりました。
測定器では、自分自身の昨年度との測定年齢の違いを比べる事ができました。昨年より結果が良かった人、悪かった人、変わらない人、喜ぶ人、がっかりする人と様々な反応があり楽しく測定できました。
<参加者の声・抜粋>(アンケートから)
・安全について再確認できて良かったです。
・とても、とてもためになり、数字がわかりやすかったです。
・運転はいつ何があるか分からないので、自分の体調に気を付けて日々の運転をしたいと思います。
・事故が減って良かったです。子どもに注意して運転します。
・クイックアームは参考になりました。
・交通事故映像を拝見すると気持ちが引き締まります。
・自身の身体機能が良く分かりました。
活気溢れる講習会となり、アンケートでは大満足とのお声をたくさんいただきました。
警視庁北沢警察署交通課 交通総務係のみなさま、
お忙しいところ実り多い講習会をありがとうございました!
道路交通法の改正により、2023年4月1日から自転車利用者はヘルメットの着用に努めなければなりません。
あなたのため、大切なご家族のため、みんなでヘルメットを着用しましょう。