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2014/08/05

第1回 「そとでる」スタッフ向けミニ研修会

Tweet ThisSend to Facebook | by:サイト管理者

2014年7月22日(火)、
「平成26年度 そとでるスタッフ向けミニ研修会/シリーズ『地域で働く・地域で広がる』」
の第1回目を開催しました(14:30─15:30 於:移動サポート八幡山リビングルーム
/世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」事務所隣)。


平成25年度から開始したスタッフ向け研修会ですが、
今年度の1回目は、『地域でのたすけあいのしくみづくり─ふきのとうの実践より』と題し、
「老人給食協力会ふきのとう」から代表・平野 覚治様を講師にお迎えしました。


「老人給食協力会ふきのとう」(以下、「ふきのとう」)様からはこれまでもご縁をいただいていましたが(運転者講習会)、詳しくお話をうかがうのは今回の研修会が初めてです。
「世田谷区の委託を受けて行なっている配食サービスや安否確認について知りたい」
「活動を支えるボランティアスタッフの募集の仕方は?」
という参加者それぞれの想いのなか、研修会が始まりました。


<研修会内容・一部抜粋>

『地域でのたすけあいのしくみづくり─ふきのとうの実践より』
 講師:平野 覚治様(老人給食協力会ふきのとう・代表、一般社団法人全国老人給食協力会・専務理事)


●「ふきのとう」のあゆみ
はじまりは、遊び場づくりから(当時の子どもたちは現在35歳)/ 1983年4月「ふきのとう」発足(子ども会の活動から“老人たち”の存在に気づいた母親たち)/ しくみづくり:事業体制の推移(毎日型食事サービス活動の開始、ホームヘルプ活動の開始、デイホームの運営、男性料理教室開催、松沢・経堂あんしんすこやかセンター運営(世田谷区地域包括支援センターの運営委託)…など

●「ふきのとう」とは
地域は一つの家族/ ボランティア文化/ 本当に必要なこと

●「全国老人給食協力会」の活動
1985年設立、2013年一般社団法人/ 「できるだけ長く、住みなれた地域で、安心感をもって自分らしく暮らし続けられるしくみを」/ コミュニティによる食事サービスの良さは?/ 全国各地で活動する団体や個人がつくる連絡組織の活動=普及・推進事業。交流・研修事業。調査研究・政策提言/ 環境整備/ 食事サービスの形態(会食サービス・配食サービス)…など

●質疑応答


平野講師は貴重な写真を含むレジュメや、「ふきのとうホームヘルプ有償ボランティア募集」のチラシ、『コミュニティカフェ♪ ふきのとう通信』などを用いて、活動の歴史、目的、実践の具体的な内容などをわかりやすくご説明。
「ホームヘルプ活動が始まったのは、ご利用者がスタッフに言った“泊まっていってほしい”のひと言がきっかけ。何か困っている方、さみしい方のためにできないかと考えた」というエピソードや、『ふきのとう通信』に掲載された「そとでる」の活動紹介などから、改めて連携の意識で“支えあい活動”をしていく大切さを実感しました。

また、質疑応答での「ボランティアの方にご参加いただくための工夫は?」「ボランティアスタッフの方々の年齢が高めということで、スタッフの健康維持も含めてどんな心配りをされていますか?」というスタッフの問いかけにも、率直にお答えくださいました。


地域での支えあいと、国に対してのロビー活動。
そのバランスよい活動と視線の先に“未来”があることがよくわかり、参加者は大きな刺激を受けました。
ありがとうございました。



<研修会 受講者の声>
・配食の活動について、奥深いところまでわかりやすく説明していただき、大変お勉強になりました。
配食が子ども会から始まったことや、ボランティアの方々が関わって行われていることなど、今回初めて知りました。また、手広い事業展開にも尊敬申し上げます。
配食を提供する側に高齢者や障害者のボランティアさんが大勢いらっしゃることに感銘致しました。まさしくノーマライゼーションだと思いました。
私の配食のイメージは、「営業目的の事業所から高齢者がお食事を受け取ること」でした。
そのイメージは、今回の講演で変わることができました。
高齢になっても、やりがいのあるボランティアに関われるということは素晴らしいことです。このような素晴らしい活動を、多くの人に知って欲しいとも思いました。


・お話をうかがって、「食」という生活に欠かせないものをきっかけに人々が繋がり、身も心も健康で過ごす基盤とする、というのはとても大事なことだと思いました。
また、「笹原小」など身近な地名が出て来るので興味深く、子どもの遊び場を守ろうとする母たちの思いが地域の福祉に結びついたというのが感動的で、自分やママ友に置き換えて、そのエネルギーを果たして我々が持ち得るだろうかと思ったりもしました。
また、ボランティアスタッフ募集に関しても非常に参考になり、今まで手探りでやっていたことに、小さな灯を点していただいた気がします。有償ボランティアというのはとても良い制度だと思いますが、まだまだ知らない方も多く、もっと普及すれば参加へのハードルが下がると思います。
ちょっとしたことの積み重ねが地域で安心して暮らすことにつながると思うので、「そとでる」スタッフとしてできること、また自分自身ができることを、模索していきたいと思いました。
どうもありがとうございました。


・「ふきのとう」のお仕事が多岐にわたることに驚きました。「会食」と「配食」が大きな柱であることがわかり、今まで「配食」のことしか知らなかったので新鮮でした。
そして、「食」にかかわることから、地域で携わるお仕事がどんどん増えていっていることを知りました。たとえばあんしんすこやかセンターの働きなどですが、それらの活動を通して“巻き込みながら”、地域で活動していることを素晴らしいと思いました。
一方、移動に関しての仕組みづくりに関して、どこでどうつなげていくと良いか? など、もう少しお時間をかけてお聞きしたいと思いました。


・「ふきのとう」のさまざまな活動に感銘しました。運転者講習会で「ふきのとう」スタッフの佐野さんから講師としてお話をお聞きしていましたが、平野さんが「『移動』は“道具”だけど、“目的”なんです」とおっしゃったのを聞いて、「移動支援」をするスタッフとして改めて意義と想いを強くしました。
また、ボランティアの健康について、亡くなる直前までボランティアスタッフとして働いていた方のエピソードをお話しいただき、「生涯現役」という言葉の本質を教えてくださったのが印象的でした。
同時に、改めて、遊びの要素や社会参加がどれほど健康につながるかを感じることができました。
お忙しいなか、本当にありがとうございました。


・「ふきのとう」の沿革、実態などが平野さんの熱弁からかいま見えた研修会でした。実際、会食サービスと移送がどのように繋がるのかを、想像しにくかったのですが、
※今後の社会において高齢者の占める率の高さ→ 自治体や単数の団体だけでは不足である。
※人にとって、最も重要な「食」を支援する事が今後の社会において重要だ
という理由が理解できた気がします。
また、その支援は一つの団体が頑張って行うより、地域の協力の下で行うこと、その中に移送の事業なども加わり、機能(働く、遊ぶ、参加をする)をもってコミュニティの拠点になる などに共感をおぼえました。改めて生涯現役への希望が高まりました。


・お話をうかがい、母親たちの「配食サービス」への想い、拠点づくり、世代を超えたひろがり……はもちろんのこと、その活動が1983年から現在まで「継続」しているという“奇跡”に近い現実に改めて感動しました。
特にボランティアの皆さんにどのように来ていただき、つながっていただいているのか。ボランティアの皆さんにとって「ふきのとう」という場の魅力、元気のもとは何か? をうかがえたのは幸いでした。
また、地域での活動と同時に、大きな視点あるいは別の視点からとらえる「食」「ニーズ」「地域」についてのロビー活動のお話。聴きながらときに怖く感じ、国策、行政、制度など、ややもすると“気づかないふりをしがちな部分(自分)”に目を向ける機会をいただきました。
ロゴマークに込められたノーマライゼーションの想い。「食」「移動」という支援サービスの違いはありますが、“地域は一つの家族”という「ふきのとう」さんの精神は、胸に留めておきたい言葉です。ありがとうございました。

*「ふきのとう」のロゴマークは、ノーマライゼーションをあらわしている。

(研修にご参加いただいた登録事業者・Yuriドライブサポート様、ありがとうございました)



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