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2021/08/17

本の紹介「べんり屋、寺岡の夏。」

Tweet ThisSend to Facebook | by:サイト管理者
八幡山一丁目だより

キッズ、YA(ヤングアダルト)におすすめの本
 ─ 家族、老い、介護を中心に No.4

こまったとき、相談できる ともだち。
うれしいとき、かなしいとき、そばにいる ともだち。
本をひらくと、そんなともだちに出会えるかもしれません。


夢がかなって、自分の思い通りになるっていう幸せもあるけれど、思いもよらない形でやってくる幸せも、あるものなのよ。
(本文より)

べんり屋、寺岡の夏。

中山 聖子 作/濱中 幸子 装丁・装画、本文デザイン
文研出版(初版:2013年6月30日)
(小学校高学年から)






夢は大きくって言うけれど、
売れない絵ばかり描いているお父さんみたいになってもいいの?
わたしは、コツコツ働いて地道に生きていく!
でも、実家のべんり屋には、いろんな形の「夢」に向きあっている人たちがやってきて……。
(文研出版ホームページより)

小学5年生の美舟(みふね)は、将来の自分をテーマにした作文に、
「まっとうに生きる」と書く女の子。
この本は、美舟が「べんり屋、寺岡」で出会うさまざまな人たち、
さまざまなできごとを描いた「ひと夏の物語」(@尾道(おのみち))です。

特に心に残ったのは、ともだち 亜衣ちゃんからの「依頼」。
介護(かいご)が必要なおばあちゃんを「銭湯に連れていきたい」という相談ですが、
美舟たちは「入浴介助車(にゅうよくかいじょしゃ)」、
「組み立て式の浴槽(よくそう)」ということばを知ります。
おばあちゃんは、左半身が動かないのです。

銭湯に連れていくのは、むずかしいかもしれない。
そこで美舟と亜衣ちゃん、
「べんり屋寺岡」の社員 カズ君、
入浴サービス「なぎさ園」のスタッフの人たちが力をあわせてとった行動とは?

現実的な美舟ですが、亜衣ちゃんの「夢」をかなえるために なにを考えたか。
まわりの大人と なにをしたか。
それは、〈てごします 寺岡〉と書かれた看板がある「寺岡」らしい、
アイデア、お手伝い…でした。
読んで、「そういうことか?!」とびっくり。そして納得。
ちなみに、「介護タクシー」ということばも出てきますよ。
(〈てご〉は、物語の舞台の地方一帯の方言で、〈手伝う〉という意味)

あなたも、美舟といっしょに、考えたり、なやみながら、「依頼」を解決してください。

 この「べんり屋」シリーズは計4冊。 「夏」からはじまって、「秋」、「冬」、「春」と続きます。 やさしい人ばかりが出てくる、会話がユーモラスなどの理由から、大人のファンも多いようです。 「思いもよらない形でやってくる幸せ」 と言ったのは美舟のお母さんですが、このことばは子ども、大人に関係なく しみます!
・全国学校図書館協議会選定図書
・キーワード:夢  介護  家族  仕事


(スタッフ・石黒)(イラスト Copyright @ISHIGURO 2021)


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