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2019/05/20

勉強会「おでかけのための快適なおむつの使い方」開催

Tweet ThisSend to Facebook | by:サイト管理者
2019年2月3日(日)、勉強会「おでかけのための快適なおむつの使い方」を開催しました(主催: 「おでかけサポーターズ」、世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」。時間:10:00─12:00、於: 世田谷区立総合福祉センター研修室。参加者: 26名 )。


おでかけサポーターズ」は、誰もが自由におでかけができる地域社会の実現を目指して活動しているボランティアグループですが、今回の勉強会の講師は「おでかけサポーターズ」メンバーの奥山 隆司さんでした。

勉強会は奥山さんが提供してくださった何種類もの大人用紙おむつと資料をもとにして、展示、座学、実習・実演が展開されました。そして「おむつ」を使ったおでかけの提案と現状、具体的な使用の際のポイントなど、興味深い内容の数々を参加者全員で共有しました。




■おでかけサポーターズ「おでかけのための快適なおむつの使い方」

講演タイトル: 「おでかけのための排泄ケア入門─紙おむつの選び方・快適な使い方」(座学&実習・実演)

講師: 奥山 隆司さん
(「おでかけサポーターズ」メンバー、
 ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社 営業部 部長、福祉用具専門相談員)




【主な内容】
・おでかけできない人の7割は「排泄のトラブル」を抱えている
・排泄ケアについて
・軽度失禁について
・重度について(寝て過ごすことが多い方)
・おむつについて
(紙おむつ 5つのチカラ、適切なおむつ選び、
 おむつのあて方
技術(おむつのあて方4つのポイント)、
 適切なあて方と正しい
おむつ選びで得られた効果)
・さまざまなおむつに触ってみよう
・質疑応答(参加者とのやりとり) … ほか

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勉強会は、「おでかけサポーターズ」メンバーの中村さん(司会進行)、市村さんの挨拶から始まりました。
(写真左:中村さん、右:市村さん)

開催に向けて、「おでかけサポーターズ」の合宿でおむつについて皆で学んだこと、「おむつを使って気楽におでかけし、健康寿命を延ばしましょう」という提案、そのためにも「きれいで簡単、快適なおむつの使い方を学ぶ勉強会は大切」であることなどが参加者に呼びかけられました。また、おむつの由来や、おでかけを推進しているボランティアグループのメンバーとしての熱い想いが語られました。

つづく講師・奥山さんの講演は、「おでかけできない人の7割が排泄のトラブルを抱えている」という現状が伝えられるところからスタートしました。そしてその理由として、「尿モレが心配で孫と遊べない、食事ができない」、「尿モレが気になって、外出を控えている」、「トイレの場所がわからない所へ行きたくない」、「町内会のバス旅行に参加したいが、尿モレが心配」という声が紹介されました。

さらに、突然直面する「介護」の実態とおむつの必要性、おむつの選び方などが説明されました。特に、会場内に展示されたおむつのパッケージにある表記の説明は“おむつ未使用者”にとって知らない情報が多く(ADL(身体の状態)別に排泄状況が変わるため、わかりやすくADLマークがついている)、基本的な知識を得ることができました。

また、「介護」ではなく「失禁」症状によるおむつの使用について説明があり、失禁の定義、失禁の症状(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流成(いつりゅうせい)尿失禁、機能性尿失禁)、アウター+インナーの組み合わせ等々、具体的な事例をまじえて話されました。
特に、失禁の軽度、中度、重度による排泄ケアの違いやポイント、重度の方のおむつのあて方において「性別」、「体型」が大きなポイントであること等は、展示されたおむつを手に取ることで格段に理解が深まることを実感しました。
加えて、奥山さんの実習・実演によるおむつを履く動作確認や、おむつに青い液体(疑似尿)を注ぐ吸水実験では随時、参加者から質問があり、「わかっているようでわからないことだらけ」の、おむつの機能や使用方法を確実に知ることができました。

閉会前の質疑応答では、闘病生活後のパートナーのトイレ事情について気になっていることや、男性用おむつの使用法と使うタイミング、さらに「おむつは進化・発達するのか?」、「(廃棄問題も含めて)環境問題との関係は?」等々、具体的かつ多様な質問が出されました。

誰もが質問や体験しやすい空気の中で、進行した勉強会。
終始なごやかな会は、講師である奥山さんの確かな知識と経験、あたたかな語り口のたまものであると同時に、「おでかけサポーターズ」メンバーの皆さんの想いによるものと実感した2時間でした。
ご参加の皆様、ありがとうございました。



【参加者の声・抜粋─アンケートから】
・身近な問題なので、大変勉強になりました。
・おむつの選択基準がわかりました。
・大変参考になりました。(おむつの価格)もっと安くならないでしょうか。
・丁寧な説明で、「安心」しました。外出時に心配な時は、おむつを持参することにしたいです。
・講師が実演してくださるのが、大変良かったです。今後は、おむつの交換の仕方の実演もお願いしたいと思いました。
・とてもくわしい説明をしていただき、ありがとうございました。(母の介護の時のことを思い出し、)早く知っておきたかったと思いました。このような勉強会の機会がもっと多くあってほしいです。
・実演などがあり、他の研修会などではけっしてわかり得ないような内容でした。楽しく受講することができました。講師の奥山さん、ありがとうございました。
・こうしたテーマは質問しづらい空気になりがちなものと思いますが、従来の勉強会と真逆の空気・親しみやすさに驚きました! みんなで楽しく学ぶ勉強会、講師のお人柄のおかげと思います。ありがとうございました。
・知りたいのに恥ずかしくてなかなか人に聞けない、そんなテーマの勉強会でした。もちろん専門相談員・講師・奥山さんの力量があったからこそですが、20数名規模の会場だったから、最後に質問が活発かつ沢山あったのだと思います。
(そう言えば女性の意見として)おむつモデルが同性のほうが良かったかも…とうかがいました。次回は私も、おむつモデルに立候補しましょう。(司会進行・中村)

(勉強会終了後の懇親会場前。お疲れさまでした)

(写真・まとめ:スタッフ・石黒)


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