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社名にこめた想い ― 
すべての人の“クオリティ・オブ・リビング”のために


インタビュー2回目は、「先の福祉を考える。私たちの合言葉はアイラブケアです」(事業案内リーフレットより)というコピーが印象的な、
アイラブケア介護タクシー・二村知幹さんにお話をうかがいます。





<プロフィール>
二村 知幹(ふたむら・ともみき)

1985年          中央大学卒業後、住友スリーエム(株)に入社。約10年勤務ののちに退社。
1995~2006年 脱サラして会社を興した後、衆議院議員秘書、会社員を経験。
2010年          アクティブ・クオリティ・オブ・リビング(株)内に、
         「介護タクシー事業部・アイラブケア介護タクシー」を設立、現在に至る。
                    社団法人日本介護タクシー協会会員。

資格:国土交通関東運輸局認可、ホームヘルパー2級、東京消防庁認定、上級救命技能認定、
患者等搬送乗務員、民間救急移送サービス、福祉用具専門相談員
所属:アクティブ・クオリティ・オブ・リビング株式会社
趣味:料理、洗濯
信条:「何事も一日にして成らず」




■福祉の道をパートナーとともに


 ― 二村さんの事務所は台東区にありますが、今日はどちらからいらっしゃいましたか?

 渋谷からまいりましたが、世田谷区にお住まいのお客様です。以前、初めてご利用いただいた際に区のチケットをいただいたので、あとから世田谷区役所に連絡しました。
そこで「『そとでる』に加盟してはいかがですか?」と教えていただいたのが、「そとでる」登録のきっかけです。



 ― ありがとうございます。世田谷区内の仕事は月にどのぐらいの割合ですか?

 月で言うと3、4回ですね。


 ― 全体のお仕事としては、台東区が中心になりますか?

 はい。ただ、台東区に限らず、新宿区、渋谷区、港区、中央区…ほぼ都内を平均的に動いていると思います。世田谷区の場合、「そとでる」からのメール配信が入ってきますので、タイミングが合った時はエントリーしております。実はつい最近もエントリーして、配車させていただきました。


 ― ありがとうございます。ホームページを拝見すると、アクティブ・クオリティ・オブ・リビングという会社のお名前がありますが、アイラブケア介護タクシーとは、どのようなご関係ですか。

 アクティブ・クオリティ・オブ・リビングはアイラブケア介護タクシーの本社で、訪問介護事業などを行っています。2010年4月に設立して、居宅支援・訪問介護事業(アイラブケア上野ステーション)を始めました。私の家内が社長をやっております。
他には福祉用具貸与・販売事業部門(アイラブケア福祉ツール)、介護タクシー部門のアイラブケア介護タクシーがあります。介護タクシーを始めたのは2010年9月でして、私がそちらの担当者になった次第です。




 ― 先に奥様が福祉の道に入られたのですね。もともと看護や介護に関してお詳しかったのですか?

 長らく病院に看護助手として勤務していました。介護福祉士の資格を持っております。
まず訪問介護事業を家内が始めたわけですが、実は「介護タクシーをやりたい」と言う友人がいて、その友人と話しているうちに「僕もやってみようか」という気持ちになりました。そのあとは自然な流れのままに、認可を取って開始に向かったと思います。まだまだ現状は“タクシー事業部”というところまでいっていませんが…。


 ― そのご友人は、二村さんと奥様のある意味、2回目の“縁結びの神”ですね。
二村さんは奥様とお仕事をされるまで、福祉系の会社にお勤めだったのですか?

 いいえ、違います。私は中央大学を卒業後、住友スリーエムに入社して10年間勤めました。そのあと一度脱サラして会社を設立したあとに、衆議院議員の秘書をしていたんです。家内が「会社を興して介護系の仕事をしたい」と決心したのは、私が秘書を辞めて一般の会社に入っていた時でした。
私が家内と知り合ったのは20歳の頃で、まだ学生でした。家内は当時から福祉・医療系を目指していたわけではなくて、30代後半になって福祉の業界に入りました。最初にホームヘルパーの資格をとって、結局は「自分でやってみたい」と会社を設立したので、自然に手伝うことになりましたね。


 ― 今、おふたりで一緒に同じ道を歩み始めて、新たな目標も生まれたのでは?と思います。

 現在の夢は「介護タクシーをひろめたい」ということです。現在は認知度が少ないと思いますし、ご利用者様も利用しづらい点があるのではないかと。台数自体が少ないということもありますが、なんとか介護タクシーの存在を世の中に広めていきたいですね。



■運転手である前にヘルパーでありたい

 ― 二村さんの日々の業務についてお聞かせいただけますか?

 ほとんどのご利用者様が通院のために使われるので、ご自宅か病院へ行って搬送やお迎えをします。ほかには今日のように急に電話がかかってきて、「どこそこに行きたい」とおっしゃるご利用者様もいらっしゃいますし、病院以外にも行きます。
この仕事をしていて実感するのは、非常に「時間にシビア」ということです。日常の業務の中で時間管理が一番大変だと思いますね。


 ― 一週間の流れや休日はいかがでしょう?

 今のところ、「365日 24時間受付」でやらせていただいています。予約が入らなければ休めますが、日曜日も予約をいただくことがあります。というのも、一時退院の場合、土曜日に退院して日曜日に戻ることが多いものですから。
また、アクティブ・クオリティ・オブ・リビングは訪問介護事業所なので、日曜日はありません。ですからカレンダーと休みは関係ない感じですね。


 ― お休みなしは大変ですね。けれど、訪問介護事業所と一緒にやっていらっしゃる利点もお持ちかもしれません。

 介護保険、乗降介助が使えるということは大きいと思います。現在、乗降介助については千円いただいている事業者が多いですが、実は法律で金額が定まっているわけではありません。私どもの場合は、ご利用者様のご負担を少なくするために、介護保険を使えるところに関しては「介護保険を適用できますか?」とケアマネージャーにお聞きするようにしています。
しかし、そのように心がけても、ケアマネージャーの方が乗降介助自体を「知らない」「やったことがない」とおっしゃる場合もあるんですね。そのような方がいらっしゃることを考えると、まだ制度が浸透していないのかなと思います。(*)
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*介護保険の訪問介護利用による運行について

◆運行を行う事業者
介護保険の訪問介護事業者で「通院等乗降介助」の届出をしている事業者であって、
介護タクシー(福祉輸送限定事業)等の許可を受けている事業者が運行を行います。

◆制度の趣旨
自宅から通院等のため、訪問介護事業者のヘルパーが行う、
目的地へ行く準備を含めた乗車・降車の介助や乗車前後の移動等の介助について、介護保険をご利用いただけます。
運賃相当分については保険給付の対象とならず、ご利用者様の負担となります。
利用にあたっては、ケアマネジャー等によるケアプランが作成される必要があります。
他の制度・種目や家族で対応すべき内容のもの(通所施設、短期入所の送迎や入退院など)は原則利用できません。
*対象となるのは、要介護1~5の方です。

(『せたがや福祉移動サービス案内(世田谷区保健福祉部平成22年12月)』より抜粋)
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 ― そうなるとケアマネージャーの皆さんへのアピールも大事ですね。

 はい、そういったこともしたいと思っています。私の会社では、現在3名ぐらいの方が介護保険を使って乗降介助をなさっています。また、世田谷区も台東区もタクシー券のほかにストレッチャーの補助券が出ていますが、実車分のメーター分しかいただかないことになります。うまくご利用されれば負担が少なくなるのではないでしょうか。


 ― ご利用者様のお話が出ましたが、開業された時に初めてお客様と接していかがでしたか?

 そうですね。足の不自由な方だったので、車がガクガク揺れるのを怖がっていらっしゃいました。ですからこちらもご利用者様が怖くないように、「慎重に、慎重に…」と思いました。特に介護タクシーは普通の乗用車よりも車いすに振動が伝わりやすいですから。
今も、心臓がドキドキして汗だくになって運転したのを覚えています。


 ― そのお気持ちと緊張感を今もお持ちで…。

 いや、仕事が忙しくなるとどうしても複数の意識が働きますよね。ただご利用者様を乗せている時は必ず、「常に後ろを見る」ことを心がけています。ほかに心がけているのは、「初心忘れるべからず」ですね。


 ― ”印象に残るご利用者様”はいらっしゃいましたか?

 印象的なのはやはり最初にお乗せしたお客様です。今まで必死になってやってきたので、まだまだふりかえることはできない感じです。
それから私は、毎週、私より1歳年上の女性の方をリハビリのため施設にお連れしています。その方は失語症で左半身が麻痺という状態です。杖をついて歩いていらっしゃいますが、補助がいないと転びがちな状態なんですね。
その方とのおつきあいは昨年10月から現在まで、そしてこれからも続くでしょう。ある意味で彼女の状態を常に見させていただいていると思いますが、日に日に良くなっているように思うのです。
私自身、「運転手である前にヘルパーであることを意識したい」と思っているので、長くおつきあいするご利用者様の状態の変化はとても気になるし、ときに大きな励みにもなります。


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