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つねに誠実とやさしさをモットーに ― 包みこむように接したい


インタビュー1回目は、「心と心がふれあうぬくもりのサービス・上質な移動空間とケアのご提供」をアピールポイントにしている、三有ケアサービス・笠井有三さんにお話をうかがいます。




<プロフィール>
笠井 有三(かさい・ゆうぞう)

2000年 会社勤務を経て、玩具等を扱う事務所を設立。
2005年 闘病生活に入った母の一時帰宅の際、介護タクシーと出会う。
2009年 「移動サービスの仕事をする」と決心。
2010年 三有ケアサービスを開業。現在に至る。

取得資格:国土交通関東運輸局認可、ホームヘルパー2級、視覚障害者ガイドヘルパー、
全身性障害者ガイドヘルパー
取得認定:東京消防庁認定 上級救命技能認定、患者等搬送乗務員、
自動対外式除細動器(AED)業務従事者
所属:ウィル介護タクシーグループ
趣味:モータースポーツ、オートバイ、毎朝のジョギング
信条:「モノづくりにかけては、妥協を許さずとことんこだわる!」




■導かれるように始めた介護タクシー


 ― 御社のブログを拝見させていただきましたが、とても読みやすいですね。
世田谷区に27年間お住まいとありますが?


 ブログは文章を書くのが得意な家内の担当です。
結婚してすぐに下馬に住み始めましたが、当時はプラスチック製品、玩具を扱う会社にいました。企画から製造まで行う会社で、女の子向けの人形の家や変形合体ロボットの生産管理・営業を担当していました。最終的にはその会社で事業部の責任者になりましたが、40歳を過ぎた頃にバックアップしてくださる方のお力を借りて事務所を立ち上げました。2000年のことです。
そして50歳を過ぎた頃、自分の感性と時代にギャップが出てきたように感じて…
「続けてもあと5年かな?」と考え、「今のうちにスイッチしよう」と思いました。
もともとその仕事が苦手というか、どこかで“1対1の関係”を求める気持ちをもっていたんですね。自分が作った品物を最終的にお客様に喜んでいただけるようにしなくてはいけないのに、実際はお客様のお顔が見えない。
そしてその商品すべてに対して「自分で責任をもてない」ストレスを抱えていました。



 ― その頃、移動サービスとの出会いがあったのですね。


 「お客様に喜んでいただける仕事はないか? 自分の経験を生かせる仕事はないか?」を探していた時に、「介護移動」に出会いました。
興味をもって調べると、「これで、いい」がない仕事であることを知りましたが、やりがいがあると思いました。からだを使った仕事がしたかったので取り組むことを決めました。



 ― 何年ですか?


 2009年4月です。そして「介護タクシーをやろう!」と決めてから2種免許、ヘルパーの資格をとって、開業まで1年以上かかりました。



 ― 「からだを使った仕事がしたい」ということで、数ある仕事の中から移動サービスを選ばれたきっかけは?

 他界してしまったのですが、母を数か月介護していた時期がありました。
2005年5月に母が体調を崩したので検査したら、肺が真っ白で。
検査入院後に肺がんと言われましたが、体力が落ちた時に一時帰宅したのです。
当時は介護に関するノウハウがなくて力まかせに起こしたりしました。
あの時、介護の勉強ができていれば……もう少し母に気持ち良く思ってもらえたかもしれません。
実は昨年父も亡くなったのですが、自分がヘルパーの資格を持って対処の仕方がまったく違うと実感しました。



 ― お父様は安心したお気持ちのなかで過ごしていらしたのでは……。


 そうだったらうれしいです。
話が前後しますが、病院から一時帰宅する時に母を自宅まで乗せてくださった方たちを見て、「この人たちは誰?」と思ったのです。当時僕は介護タクシーの存在すら知らないでお願いしたわけですが、いま振り返ると、そこで興味をもったのですね。



 ― お辛い経験だったと思いますが、お母様が一時帰宅する際の移動サービスの利用がきっかけとなった……。

 そうですね。このような経験があるからか、利用者様に対して“親に接する気持ち”をもつ時があるのです。そう思うと、この仕事は「運転ができて、介助ができる」というだけではできない仕事だと思います。


 ― 事務所を閉じると決心された時の決心は相当のものと思いますが、経済的なご負担もかなりだったのでは?

 幸い、今までの蓄えが多少あったということと、子どもが大きくなっていたことが大きかったです。あとは毎日充実感を探すこと自体がスイッチするきっかけだったのかもしれません。ですから2010年の1年間は「必死に勉強していた年」だったと思います。

 ― ブログご担当の奥様の反応はいかがでしたか?


 家内は僕が介護タクシーの仕事を始めると決めた時、「一緒にやりたい」と言いました。ホームヘルパーの資格も一緒にとりましたよ。
家内は10数年前に難病支援のNPOを仲間と一緒に立ち上げたことがありまして、もともと福祉の意識があったのでしょう。
現在は事務所を手伝ってもらっていますが、世田谷区の保育園でも働いていて、「子どもと接しているとエネルギーになる」と言っています。



 ― お子さんは何かおっしゃいましたか?


 男の子が4人いて、長男は25歳、一番下は高校3年生ですが、資格勉強を夢中になってやっている僕の姿を見ていたと思います。彼らに 少しは“チャレンジする父親”を見せられたかなぁと思うのですが。

 







― 新しいことにチャレンジする時ほど、基盤がしっかりしていないと揺らぐと思います。笠井さんのご家族はしっかりと団結していた。 しかも奥様が福祉の意識をおもちでがっちりサポートしていらっしゃったんですね。


 はい、現在の仕事においても2名対応ができるようになっています。
息子に関しては、残念ながら福祉の道とは無縁です。
でも長男は建築設計の事務所に勤めていて、バリアフリーについて日々実感しているようです。親としてはうれしいですね。


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